消費税のお国事情
いやぁ、行きましたか、参議院選挙。
なぜか消費税に焦点をしぼった選挙という感じの方向へ進んでおります。
我々庶民の財布にじかに影響する政策なので、
感心も必然と高くなりますね。
日本の消費税率は現在一律5%となっていますが、
世界を見てみると、その比率は国によってかなり異なるようです。
EU諸国などは高いですね。20%を超える国もちょいちょいあります。
この数字だけみると「高いっ」という単純な印象ですが、
その消費税の使い道によって、生活のしやすさはまったく違うものになるんでしょう。
国によっては、対象物によってかかる税率を変えているところもありますね。
生活していくのに最も必要な食品は消費税が低かったり、イギリスなどのようにゼロのところもあります。
また国の税収となるものとは別に、州や地域で独自に設定した消費税を加算している国もあります。
カナダのオンタリオ州・バンクーバー州では今月から新しい税制を導入したとのこと。
これまでは州の売上税8%と国の商品サービス税5%がそれぞれ加算されましたが、
今後はこの2つを一緒にした税制となり、13%が加算されることになるそうです。
一見13%という値は変わらないので影響はなさそうですが…
これまで国の商品サービス税で非課税の対象となっていた光熱費なども、
2つをまとめちゃったおかげで13%支払うことになってしまったため、
実質的な値上げの感があるそうな。
「別々に」を「まとめて」にするだけで、
こんなにも違ってくる生活。
あなどれません。
ただし、食品類はもともと税金がかからないので、留学生にはありがたいですね。
なのでワーホリなどで長期滞在の方は、なるべく自炊をしましょう!
わたくしのように!
生活費が抑えられます。
いらぬ情報ですが、
わたしは業務用スーパーにて素敵プライスで売っている冷凍オクラと冷凍枝豆を
常に冷凍庫に常備しております。
夏は使い道が多いので、大助かり!
今年もえだまめ色のわたし
そんなわけで税金に関するお話はなかなかわかりにくく難しいですが、
海外へ行って実際に生活をしてみると、
そいういったことも実感しつつ学んでいけます。
世界の経済事情に興味を持ちつつ、
日本の暮らしやすさを考える。
留学をそんなきっかけにしてみるのもいいと思いますよ!