イギリスの職場ハイヒール騒動


いやぁ、履いてますか、ハイヒール。


日ごろから靴を愛で、憧れているわたしにとっても、
他の多くの人同様、ハイヒールは女の靴代表です。


ヒールがない靴を履いているときのあ、の不安たらありません。
「絶対知っている人に会いませんように」と祈ります。
お出かけにはハイヒール。
デートにはハイヒール。
出勤にはハイヒール。
これが理想です。
足の形が悪いので、ヒールで長時間歩くと、痛めて傷つけることも多々あります。
でも、体のバランスがなんとかおさまるし、気持ちもシャキッとするから、
履いていたいのです。


さて、そんな女性のハイヒールについて、
イギリスの労働組合が待ったをかけたというニュースです。
「職場でのヒール靴着用を強いるな!」という主旨で、
健康上とてもよくないからと、体に楽な靴への履き替えを主張しているのだとか。


この意見はメディアによって「労組がハイヒール禁止令を提案!」と書きたてられ、
イギリス労働組合の「鈍感な」意見に、「女性たちはヒールを履く権利を主張している」と述べていました。


確かに、わたしもアパレル販売の人が一日中たかーいヒールで接客しているのを見ると、
「大丈夫だろうか」と思ってしまいます。
労組は「ヒールを禁止したいのではなく、ヒールを拒否する権利を求めているだけだ」と述べているので、
しんどい人には、働きやすくなるのかもしれません。


「オシャレはがまんだよ!」とはよく言ったものですが、
靴はとりわけ日常的な我慢を必要とするものかもしれません。
いつかさっそうとヒールを履きこなしたいとは思うのですが、
いまだに私の足には生傷が絶えません。


慣れないもんですね。