ニューヨーク旅日記：ケーキの謎
いやぁ、してますか、ダイエット。
正月太り。ね。ありますよね。
わたくしの場合、正月太りというわけではありませんが、
長年蓄積された怠慢という名のアレと、
歳を経ての基礎代謝率低下というアレによって、
昔は食べなきゃすぐ痩せたものが、
ちょっとやそっとじゃ消えないほどのずうずうしさを、
脂肪が持つようになってしまったわけです。
食べざかりの女子にとって、留学先のお菓子ほど、
大敵になるものはありません。
19歳でアメリカの大学生になった私は、
1ターム終えて日本に帰国したとき、
兄に「…おおきくなったね」と言われました。
プラス8キロ。
ミルキーウェイとスニッカーズを１日３本とか食べちゃって。
しかし、ケーキに関しては、日本人の食指は絶対に反応しませんね。
先日の旅行でもしかり。
３日目は、朝からアッパーウエストのゼイバースというスーパーへ出向き、
その後下へとくだっていきました。
ベーグルを食べ、セントラルパークでまったりとし、五番街で買い物。
疲れたのでデリへ入りました。
うっすいコーヒーを飲みながら、ふと横を見ると、アレがくるくると回っています。
ケーキです。
回っているので、ケーキの一つひとつが「ホラッごらんっ」と主張しています。
まずそうです。
一見、かわいい。でもスポンジも、クリームも、微妙なのです。
以前食べたことがありますが、買ってきた人にも、食べている人にも、
「なぜ？」という疑問の目を向けるのがせいいっぱいでした。
レストランとか行けば、おいしいケーキもあるんですけどもねぇ。
でも誇らしげに入口のとなりで回っているので、
けっこう買われているということなんでしょうか。
謎は深まります。
みなさんもアメリカへ行かれたときは、
一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか！
