アメリカのお一人様事情


いやぁ、ファミレス行ってますか、一人で。


フットボールアワーのネタで忘れられないものがありまして、
ファミレスの話なんですけれども、
岩尾さんが店員で、後藤さんがお客さんをするんですね。
後藤さんがお店に入ると、
岩尾さんが、
「何名様ですか?」
「いや、一人やけど…」
すると、岩尾さんが「お一人様ですね、ファミリーレストランですけれども」
と、「ファミリー」を異常に強調して返すわけです。


ファミリーレストランに限らず、一人で外食することに抵抗のある人は多いですね。
特に女性はそうじゃないでしょうか。
わたしもファーストフード、カフェ、駅の立ち食いそば以外は一人でなかなか入れません。


そんな弱気な女性も、いろいろな諸事情をかかえるお一人様も、
喜びましょう。
こんな親切な提案をアメリカ情報誌「Shine」がしてくれました。


その名も「一人で食事するのが恥ずかしい人がすべき8つの行動」です。


1.読書家になる
2.バーで食事をする
3.自信に満ち溢れた態度を取る
4.他のテーブルの席の会話を盗み聴きする
5.携帯電話とお友達になる
6.テレビで中継中のスポーツのファンになる
7.飲食店の評論家のふりをする
8.何も気にせずに、一人の食事の醍醐味を味わう


特に気になるのが3番ですね。
”店員に人数を聞かれた時に大きな声ではっきりと「自分一人です!」と告げる。その上で一人で食事をしていれば周りはあなたをむしろ尊敬の目で見る。”とあります。
「むしろ尊敬の目」ってなんでしょうか。
日常生活の中で耳にする「むしろ尊敬するわぁ」にはロクなもんがありません。


しかしこうやってみると、アメリカ人に対してある発見があります。
アメリカ人もけっこう人目気にするんだ!」
こういう人目気にする文化は、島国日本の持つ独特の協調性に由来するものかと思っていました。
やっぱり一人で食事してる人がいたら、気になるもんなんですね。
一人で食事してたら、「一人で食事してる、って思われてるかもしらん…」と思うんですね。


「私は私、あなたはあなた」的な印象を持つ多民族国家アメリカですが、
こういう記事を見ると、なんとなく親近感を覚えます。


ちなみにわたしのおすすめは、
「1番からなんとなく4番へ」というコースでしょうか。

★留学情報は留学タイムズウェブサイトで★